10月、飛島サンプリング調査

10月18・19日

愛媛の大学と東京から海洋ゴミ問題の専門家の方々が来島して、飛島・西海岸で海洋漂着ゴミの調査をおこないました。
流れ着いたプラスチックゴミと土壌、それぞれを調べて有害な重金属類の有無を調べます。
漂着ゴミから、海岸の土壌へと重金属類が流出してしまうリスクも視野に入れた研究だそうです。

研究している方が熱く語っておられました。
土壌への影響の有無を調べ実際に重金属類の流出が確認されれば、これまでとは違う観点で海洋ゴミ問題の重大さを世界へ呼びかけていくことができるのだ、と。

海ゴミ・サイエンスカフェ山形(庄内)第2回

【海ゴミサイエンスカフェ・開催目的】
深刻化する海洋ゴミ問題への地域における取組みには、海洋ゴミ問題に高い意識を持った地域リーダーの育成が不可欠です。そのためには科学の立場からどのように支援でき得るか、地域住民と行政の意識改革による環境力の向上にどのように貢献できるか、その答えの一つが「海ゴミサイエンスカフェ」です。
地域住民・NPO/NGO・事業者・行政関係者を対象に開催されるサイエンスカフェを通じて、海洋ゴミ問題に関る科学研究成果の普及することにより海洋ゴミ対策の促進が図られることを目指していきます。

山形県の他にも石垣島など、全国5か所で開催されています。

【主催】
プロジェクト総括責任者)愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授 磯部 篤彦 
テ ー マ 責 任 者)九州大学大学院工学研究院准教授 清野 聡子
テ ー マ 所 管 者)一般社団法人JEAN(東京都国分寺市)
 協 力 /問い合わせ)特定非営利活動法人 パートナーシップオフィス(山形県酒田市)

今回のサイエンスカフェは山形県の酒田市、公益文科大学のロビーに会場を設けました。
「科学の目で見た海洋(海岸漂着)ごみ問題」をテーマに40分ほどの講演をしていただきました。
講演していただいたのは愛媛大学教授 磯部篤彦氏と同博士後期課程2年 中島悦子氏。

物理シミュレーターを用いた海洋ゴミの位置・移動予測や、それを発展させたごみ漂着予報の活用など、興味深いお話をしていただきました。また、実際に分析機械を持ち込んで漂着ゴミに含まれる重金属類を測定したうえで、それら有害物質の海岸土壌への流入の危険性なども講演していただきました。これから研究が進めば問題になっていくであろうことなど、海ゴミに纏わる研究の最先端に触れる機会になりました。

最上川県民交流セミナーに参加してきました

 10月2日。
 山形ビッグウィングではエコライフやまがた2010というイベントがありました。
同じ建物内の研修室で「海岸・河川漂着ごみ削減 最上川県民交流セミナー」が開かれました。
海洋ゴミ問題に全県を挙げて取り組んでいくための勉強会的なセミナーです。

 どうして海のゴミ問題に関して内陸部でも取り組むのか…沿岸部の市町村だけでいいではないか…という認識がまだまだあるのが現状です。勉強会を開き、海ゴミ問題の認識を共有しようというのが狙いのです。
そもそも、なぜ、全県挙げての取組か…と言いますと、漂着ゴミ問題は海岸での回収処理では対応しきれない段階にまで来ています。せっかく清掃した海岸も、一年経てば、またゴミが流れ着き清掃しなければならないという、イタチごっこの状況なのです。
ゴミの根源を断たなければなりません。

 海岸に流れ着くゴミの4・5割前後は河川から流出したものと考えられています。
河川へのゴミ流入を減らすことは、海へのゴミの流出を減らし、海岸へ流れ着くゴミを減らすことになるのです。
発生抑制を考える上で河川流域での対策が重要なのです。

 山形県最大の河川である最上川の流域面積は全県の70%を占めます。流域人口では実に80%達します。
そんな最上川ですから、最上川のゴミを減らすことは山形県から海へ流出する海ゴミを減らす大きな効果があるはずです。

 最上川流域の住民・海岸から遠い地域の人々にも海ゴミ問題に関心を持ってもらい、日ごろの生活や身近な河川の清掃活動の際にも海ゴミ問題を意識してもらうだけで、海ゴミ問題解決に向けての大きな一歩になり得るのです。

 海岸に流れ着くゴミを回収処理していくことはもちろん大切です。しかしそれだけではなく、回収処理と並行してこれ以上海を漂うゴミを増やさない取組みがこれからは重要なのです。

東北環境教育ミーティングへ参加してきました

東北環境教育ミーティングに参加してきました。
9月3日~5日の三日間。
庄内町の最上川学センターを拠点に活動してきました。
一日目、田中優氏の講演を聞いたのち、二日目には皮むき間伐を体験。
国産の森林資源の有効活用やスギ林の維持手法などを通して、環境教育について考え直すよい機会になりました。


                皮むき間伐の様子