組織の沿革

設立趣旨

市民、行政、企業、研究者らの立場の違いを利点に変えながら、多様な協働と連携による「新しい公益」「もう一つの公共」の構築に向けて市民自らが行動していこうと、1999年12月任意団体「出羽庄内地域づくりグループサロン」を設立。

2001年10月に「特定非営利活動法人パートナーシップ」へと改組しました。団体名称は、多様な協働(パートナーシップ)と連携の拠点(オフィス)に由来しています。

設立以降、主にNPO中間支援、山形県酒田市飛島の離島振興や海洋プラスチック問題など、国や地方の行政、大学、NPO等と連携した取り組みを実践しています。

2023年からは、移住者と市民がつくる街の拠点である「TOCHiTO🔗交流棟」の運営管理を担い、ステップアップした地域づくりを目指しています。

1999-2001年

市民有志で任意団体を設立。「最上川河口クリーンアップ作戦」実施、「水環境庄内圏民講座」を開催。2001年、「特定非営利活動法人パートナーシップオフィス」に改組。

2002-2003年

庄内北部6市町(当時)による「環境共生シンポジウム」の企画運営。飛島クリーンアップ作戦🔗 実行委員会事務局を担う(その後年1回実施継続中)。「離島ゴミサミット・とびしま会議」を主催し、海洋プラスチック問題に取り組む。最上川流域、飛島及び鳥海山の散策絵図を企画発行。「最上川2003ゴミマップ🔗」(国土交通省東北地方整備局)を制作発行。

2004-2006年

第7回「川の日」ワークショップ・グランプリを受賞。飛島天保そばごどいも収穫祭&コンサートを開催。酒田どんしゃん祭りフリーマーケット、「第3回きれいな海辺アクトフォーラム」(国土交通省海岸室)の企画運営。「国際海岸クリーンアップ&ワークショップin山形2006🔗」を国連環境計画NOWPAPと共催。「最上川2005ゴミマップ🔗」(国土交通省東北地方整備局)を制作発行。

2007-2009年

最上川河口ごみ定点調査(山形県)、海岸漂着ゴミ削減事業海岸漂着ゴミ実態調査(環境省)を実施。海岸漂着物処理推進法の制定に中心的に携わる。「美しいやまがたの海プラットフォーム🔗」を構築し、県、大学研究室と共に協働事務局を担う。

2010-2012年

国土交通省「離島の活力再生支援事業」による飛島「しまの家による活力再生事業」を実施。東日本大震災復興支援活動として募金活動及び「酒田×福島 福幸市🔗」を開催。「とびしま未来協議会🔗」を設立、運営。愛媛大学他の海ごみ研究プロジェクトによる「海ごみサイエンスカフェ🔗」を開催。山形県海岸漂着物対策推進事業を展開(継続中)。c

2013-2015年

飛島の振興に係る事業を幅広く支援。公益のふるさと協働フォーラムへの参画。

2016-2018年

第18回日本水大賞国土交通大臣賞🔗」を受賞。国際ボランティア学生協会IVUSAとの連携した海岸クリーンアップ活動を展開。FM山形「コスモ アースコンシャス クリーンアップキャンペーン」への協力。海岸漂着物処理推進法の改正を先導(マイクロプラスチック対策への言及)。

2019年-2022年

海洋ごみ削減のための自治体による発生抑制対策等モデル事業🔗」(環境省)の企画実施協力。2020年海ごみゼロアワード/アクション部門日本財団賞を受賞🔗。「山形県陸域部における散乱ごみのモニタリング体制の構築と削減対策の検討」(海と日本CFB・テレビ局実施事業)、マイクロプラスチック万華鏡ワークショップ🔗出前講座🔗を実施。

2023年~

酒田市千石町に新設された移住者と市民がつくる街の拠点である「TOCHiTO🔗交流棟」を運営管理。