庄内海岸・北から南

平成22年7月14日。

山形県の海岸漂着物対策推進協議会の現地視察に同行しました。
天気は雨。時折強い風が吹きます。
どうやら、雨男がいるようです(私じゃないですよ、たぶん…)

今回は庄内地方の海岸を順次見て回る予定です。

秋田県境三崎付近から海岸線に沿って南下、新潟県境目前の鶴岡市、鼠ヶ関を目指します。

山形県の海岸線を北から南へ一日で縦断する強行軍です。

今回視察した場所の中から数か所選んで、北から順に紹介します。

三崎公園付近。海岸を埋め尽くす漂着ゴミ。
流木、海藻に混ざって人工物が波打ち際に帯を作っています。

赤川

赤川河口右岸より北に広がる砂浜。
この場所は、7月4日に清掃活動を行ったばかりなのですが…
梅雨の時期、悪天候が続いたこともあり、プラスチック片など人工物が漂着していました。

鶴岡市加茂水族館、南側の駐車場から見える消波ブロック。
漁網、ロープの類が絡み、食品包装などと一緒にブロックの隙間に入り込んでいました。

鶴岡市、温海地区の早田海岸。
地元ボランティアによる清掃活動が行われた後で、漂着ゴミがまとめられていました。
鶴岡市が後日回収に来るそうです。

最後に訪れたのは鼠ヶ関の海水浴場。
海開きを前にかなりきれいに整備されていました。

写真で紹介した場所のほかにも、十数か所視察して回りました。

これからの海水浴シーズン、夏の日差しの中の、青い海と白い砂浜は気持ちいいもの。
油戸海岸でお話を伺った住民会長さんによると、夏場は観光客のみなさんにきれいな砂浜で楽しんでもらおうと、朝の薄暗い時間から清掃活動をするのだそうです。

海水浴場に訪れた際には、陰ながら砂浜を支えている人々がいることを思い出してみてください。