海ゴミ・サイエンスカフェin佐渡 報告①

11月1日・2日の日程で、海ゴミ・サイエンスカフェin佐渡が開催されました。

昨年に引き続き、佐渡島では2度目の開催となります。

 

まず、11月1日(木)の午前に訪れたのは、佐渡市立河崎小学校です。

昨年のサイエンスカフェで知り合った先生とのご縁で、

今回、海ごみの授業が実現しました。

 

元気いっぱい、5年生11名のクラスです。

講師は、愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授の磯辺篤彦氏と

一般社団法人JEAN理事の小島あずさ氏です。

1時間目は、磯辺氏の授業です。

日本の海岸には、どのくらいのゴミがあるか?どうしてゴミは海岸に流れ着くのか?

ゴミが海流とともに日本のまわりをぐるぐる動く様子には、皆驚きの表情でした。

2時間目は、小島氏の授業です。

プラスチック製のゴミが増えていること、放っておくとだんだん小さくなって回収しにくくなること。

人間界から出たゴミによって、苦しんでいる動物たちがいっぱいいること。

実際に、自分たちの身体に漁網や梱包テープを巻きつけて、動物になった気持ちで体験も行いました。

子どもたちが今年の春に、小学校の目の前にある海岸で、ゴミの調査をした時のまとめです。

今回の授業で学んだことが、今後どのような形でつながっていくのか、楽しみです。