4月21日の午前中は遊佐町の海岸の漂着状況を見てきました。
秋田県境、三崎公園より南下しながらの海岸視察です。
まずは三崎公園付近の海岸への降り口です。
白く点在しているものはすべて破片化した発泡スチロール。
風に舞いやすいこれらの破片はあっという間に散らばっていきます…
降りた先ほこんな感じ
ちょっと掘ったくらいでは地面へたどりつかないごみの層…
流木とともに十数センチ以上は堆積しているようでした。
鳥崎地区の砂浜には魚網のお化けがありました。
海岸に打ち上げられた魚網は波や風で砂浜を転がります。
転がりながら周辺にある他の漂着ごみを巻き込みながら巨大化していくモンスターです。
ペットボトル、洗剤容器、ヘアスプレーの缶などの生活雑貨に、漁具の類。
さまざまなものが巻き込まれていました。
もはや人力では回収不可能と思われる大きさの塊が4つほどありました。
2011年。全国で海洋漂着物対策が動き出そうとしています。
きれいな海岸を取り戻せることを願いつつ。
できることから少しずつ。
着実に進んでいきたいですねぇ。