2025年5月20日、当法人副理事長が関わるNPO法人全国水環境交流会が中心となって中野洋昌国土交通大臣と面談し、「流域総合水管理に向けた市民連携の強化に係る要望書」を提出しました。面談の場には担当局長、課長はじめ担当者らも同席いただいていました。
本要望書は、河川管理者である国土交通省において「流域総合水管理の展開」構想が提示されたことを踏まえ、河川(流域)におけるプラスチックごみ問題への対処も含め、市民団体等との連携強化を求めるものです。
2018年閣議決定された「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」では、国土交通省としてごみ等の投棄がしにくい地域環境の創出等に努めることが明記されています。この度の流域総合水管理の展開においては「流域のあらゆる関係者との連携、関係者が参加する仕組みづくり」等が挙げられ、流域環境に関わる課題についての流域一体での取り組みの促進が期待されます。
作成にあたっては要望書本文の末尾に記載しました作成チームが河川管理関係者との意見交換を重ねてきました。要望項目が多岐にわたることや実施にハードルがあることから、どこまで受け入れられるか確約いただけませんが、中野大臣からは重要な内容であることから詳細について確認し、検討したい旨の発言をいただきました。
要望書本文は添付のとおりです。