戸沢村 モモカミゴミバスターズ

毎年春、戸沢村で行われるモモカミゴミバスターズという河川清掃活動に参加してきました。
今年は、庄内地方から参加者を募り、応援バスツアーを企画しました。

当日は生憎の曇り空。
庄内総合支庁に参加者24名が集合。
NPO法人や一般企業、学生ボランティアなど各方面から参加していただきました。

バスに乗り込み、戸沢村へ。
片道1時間弱の道のりです。
戸沢村高屋駅で戸沢村からの参加者200数十人と合流。
300人規模での活動になります。

開会式を済ませると、活動場所である対岸へ川船で移動します。

乗船時間は10分ほど。水しぶきが涼しく、夏の船下りはとても気持ちよさそうです。
対岸に到着すると清掃開始。

実際に拾ってみると飲料容器の多さに驚かされます。
ペットボトルや空き缶、空き瓶これらだけでごみ袋はいっぱいになっていきます。
そのほかに目につくのは発泡スチロールやビニールや食品トレー。
肥料袋や苗木ポッドなどの農業資材も見て取れます。
建築関係の木切れやチューブなどもあり、流出元が多岐にわたっていることが分かります。
生活の仕方、事業分野に関らず、県民一丸となった取組みが必要だと改めて感じさせられます。

今回の清掃では大型ダンプ1台半のごみを回収。これでも例年よりは少ないそうです。

どうやら雪解けと雨による増水で流されてしまっていたようです。
流されてしまったごみは海へと流れ出し、海洋を漂い何処か遠くの地の海岸へ漂着します。
海へ流れ出す前に、河川域で回収する活動は海ごみの削減に大いに貢献していることになります。

海のごみ問題と川のごみ問題は切っても切れない関係なのです。
海と川、双方で活動する方々の交流を繰り返し、理解を深めていくことが海ごみの発生抑制において重要な取組みになっていくはずです。こういった機会を増やしていきたいですね。

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